21年世界ユース優勝(ライト級)などアマチュア9冠の実績を持つ堤麗斗(22=志成)がプロ初KO勝ちでデビュー2連勝を飾った。創刊100年以上の歴史と権威がある米老舗専門誌「ザ・リング」の冠がついた興行で、マイケル・ルイス(33=米国)とのライト級4回戦に臨み、2回KO勝利を飾った。1回に左と右のボディーで計2度ダウンを奪取すると、2回に左ストレートでダウンを追加し仕留めた。収容人数1万4000人で、プロテニスの全米オープンも開催される会場で躍動した。

当初はエリック・ハンリー(31=米国)とのスーパーフェザー級6回戦が予定されていたが、数日前にルイスとのライト級4回戦に変わった。ウエートと対戦相手が急きょ変更となったが、最後まで動きは冷静だった。プロデビュー前にザ・リングとアンバサダー契約を締結。ザ・リングのオーナーを務め、サウジアラビア政府直轄のプロジェクト「リヤド・シーズン」を運営する同国総合娯楽庁のトゥルキ・アラルシク長官に大きな期待を寄せられている存在だ。

今年5月2日(同3日)、米ニューヨーク・タイムズスクエアの設置された野外特設リングでリバール・ウィッティントン(25=米国)を判定撃破してプロデビュー戦を飾ったばかり。堤は「デビュー戦で倒したかったですが、倒すことができなかったので、2戦目は流れで倒すところまで持っていければと思う」と意気込んでリングに立っていた。まさに有言実行のプロ初KO勝利となった。