21年東京オリンピック(五輪)ボクシング男子ミドル級日本代表の森脇唯人(29=ワールドスポーツ)が国内男子タイ記録となるプロ2戦目での王座奪取を狙う。12月18日、東京・後楽園ホールで開催されるフェニックスバトル146大会で、東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック・スーパーミドル級王者ユン・ドクノ(30=韓国)に挑戦すると20日、発表された。25年6月にプロデビューし、東洋太平洋同級4位、WBOアジア・パシフィック同級15位に入る森脇は20日、東京・水道橋で会見した。

「チャンスをしっかりとつかんで、その次の次の試合に向けても頑張りたいと思う」と強い意気込みを示した森脇は、アジア2冠王者ユンに対しても「王者はかなりガッチリしていて体も大きい強いイメージ。気を抜かないで頑張ります」と気合十分だ。

プロ2戦目でのタイトル獲得となれば、21年世界選手権の男子バンタム級金メダリストのWBOアジア・パシフィック・バンタム級王者坪井智也(29=帝拳)と並ぶ最速記録となるだけに「デビューする前から斎田会長には早い段階で地域王座、強い選手とやらせてほしいと言ってきた。大チャンスなのでしっかりと勝ちたい」とモチベーションも高い。

所属ジムの斎田竜也会長は「プロ2戦目での大きなチャンス。五輪も出て、このチャンスをつかむしかないと思っている。私としては4対6、3対7で不利かな思っているが、今日から米国に行き、合宿するので課題を克服し必ず勝利したい」と期待を寄せた。米国合宿ではロサンゼルスに滞在し、世界王者クラスとのスパーリングでレベルアップを図るという。斎田会長の不利予想のコメントを真横で耳にしていた森脇は「会長は何を言っているんだと。頑張ります」と笑いを誘っていた。

同興行では東洋太平洋スーパーバンタム級王者中嶋一輝(32=大橋)が同級15位ジョンジョン・ジエット(31=インドネシア)との4度目防衛戦、アマ7冠で日本バンタム級8位の「モンスター2世」坂井優太(20=大橋)がWBOアジア・パシフィック・スーパーフライ級12位ボーンルエン・パヨーム(26=タイ)との54キロ契約体重8回戦に臨むことも発表された。