大相撲の西大関高安(27=田子ノ浦)が九州場所13日目の24日、休場した。12日目の北勝富士戦で負傷したとみられる。右太ももを痛めて途中から休んだ先場所に続き3度目の休場。11日目に8勝目を挙げ、初のかど番を脱出していた。13日目の相手、大関豪栄道は不戦勝で勝ち越しとなる。

 暴行問題を起こした日馬富士のほか、稀勢の里、鶴竜の3横綱が既に休んでおり、3横綱1大関が休むことになった。先場所は3横綱2大関が休場した。幕内合計8人の休場(再出場の碧山関を含む)は先場所に続く多さ。

 ◆田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)の話 先場所と同じところを痛めた。歩くことはできるものの、相撲を取るのは厳しい。最後まで出てほしかったが、ここでけがが長引いて悪化したらいけないと判断した。