大相撲秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)に向けて、大関から関脇に陥落した貴景勝(23=千賀ノ浦)が、幕下力士を相手に相撲を取る稽古を再開させた。

28日、東京・台東区の部屋で行われた稽古に参加。名古屋場所を全休する要因となった右膝にテーピングを施し、幕下貴健斗、舛東欧と計12番取って全勝した。電車道で持っていく相撲や、相手の圧力を受け止めて左から突き落とすなど、さまざまな展開を試した。

稽古を見守った師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)は「すごくいい感じだった。踏み込みもいいし、よく足も前に出ている。久しぶりでこんなにできている」と絶賛。3日後の31日には、横綱審議委員会(横審)による稽古総見が、9月2日からは二所ノ関一門の連合稽古が控えている。

「明日か明後日にでも関取衆とできたら」と師匠。29日か30日にも同部屋の前頭貴源治や十両隆の勝、貴ノ富士と相撲を取る可能性を示唆した。