序二段は西14枚目の北青鵬(18=宮城野)が生田目(二子山)を寄り倒し、7戦全勝で優勝した。

7月場所の序ノ口に続く連続優勝。身長2メートルの大器は「各段優勝して上がっていく気持ちで入門した」と言い切る。モンゴル出身で5歳の時に家族と来日し、札幌市に居を構えた。横綱白鵬に見いだされ、名門の鳥取城北高をへて宮城野部屋に入門し今年春場所、初土俵を踏んだ。しこ名も白鵬が名付けた。

休場中の横綱からこの日朝、稽古場で「集中してとってこい」と激励されたという。来場所は三段目昇進が確実。「徐々に目標は達成できている。三段目でも頑張りたい」とさらなる上を目指し、気合を入れた。