坂道の火曜日

乃木ガール井上小百合“晴れ晴れと前向き”卒業発表

乃木坂46井上小百合(24)が、卒業発表後初の主演舞台「フラガール-dance for smile-」(東京・日本青年館ホール、大阪・サンケイホールブリーゼ)に挑戦中だ。加入から8年間で着実にステップアップし、舞台を中心に活躍中。晴れ晴れと前向きな心境には、グループやファンへの感謝があふれている。【横山慧】

舞台「フラガールdance for smile」に出演する井上小百合(撮影・滝沢徹郎)
舞台「フラガールdance for smile」に出演する井上小百合(撮影・滝沢徹郎)

主演舞台は昨年の「乃木坂46版 ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』」以来約1年ぶり。稽古でも、劇中でも一座を引っ張っている。

「去年の『セーラームーン』ではできなかったこともあって、反省もありました。もっとこうしたほうがいいんじゃないかという部分は、積極的に皆さんに相談しています」

06年のヒット映画の舞台化という点でプレッシャーもかかるが「笑って泣けて、感情が忙しい作品だと思うんですけど、終盤のフラダンスのシーンを生で見る迫力はすごいと思います!」とアピールした。

今月5日、来年春頃をもってのグループ卒業を発表した。「今年に入ってから卒業を決めました。結成当初から1つ1つ大事にしてきたので、悔いはありません」と言い切る。「こんなに前向きでいられるのは、乃木坂というグループのおかげです。もし乃木坂じゃなかったら、不安になっていたかもしれない。乃木坂が、晴れ晴れとした気持ちにさせてくれたんです」と笑顔で語った。

「どこに行っても、いい評判しか聞かないんです。仕事の現場でも、プライベートでも。美容室に行ったら『この前、乃木坂の○○ちゃんがきて、すごくいい子でかわいかったの』って言われて。誰からも『すごくいいグループですね』って言われるんですよ」

今年3月上演の舞台「愛のレキシアター『ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ』」で井上と共演し、今月上演の「乃木坂46版 ミュージカル『美少女戦士セーラームーン 2019』」で久保史緒里(18)ら乃木坂46メンバーと共演したダンサーの佐久間夕貴からは、長文のメールをもらったという。

「『なんで井上小百合が今こうしてあるのか、分かった気がする。こんなに素晴らしい人たちと一緒にいるんだから、納得した。ずっと乃木坂のことを応援していきたい』って言ってくださったんです。すごくうれしかった」

卒業発表の時期は誰にも伝えていなかったが、発表直後にメンバーから無数の連絡をもらったという。「卒業生も現役メンバーも、すごい数で、返信に困っちゃうくらいでした。なんていいグループなんだ! と思いました」と笑った。

舞台「フラガールdance for smile」に出演する井上小百合(撮影・滝沢徹郎)
舞台「フラガールdance for smile」に出演する井上小百合(撮影・滝沢徹郎)

11年8月に加入して8年。多数の舞台作品に出演した。「乃木坂46のおかげで、舞台に立ってお芝居のお仕事ができるようになったので、本当に感謝しています」としみじみ話した。そして「楽しかったです。乃木坂は、私の全てでした。本当に毎日が、奇跡みたいな日々だったなと思います」と振り返った。

卒業後については「お芝居をしていきたいです」と即答した。憧れの女優を聞かれ「満島ひかりさんが好きです」と答える。

「すごく悩んでいる時期に舞台が続いたことがあったんですけど、どんなに苦しくても『こんなに忙しいことはもう2度とないかもしれない』と思って、活動してきました。いつの日か、ファンの方が私の夢まで応援してくださるようになったんです。アイドルって、すばらしい職業だと思います!」

卒業前にも、来年1月から「天国の本屋」(東京・よみうり大手町ホール)、3月には「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」(東京・シアタークリエ)と、出演舞台が複数控えている。グループとファンに後押しを受け、高いプロ意識と向上心を持って未来へと羽ばたく。

◆井上小百合(いのうえ・さゆり)1994年(平6)12月14日、埼玉県生まれ。11年8月、乃木坂46の1期生オーディション合格。愛称「さゆ」「さゆにゃん」。14年の「帝一の國」をはじめ、数々の舞台に出演。156センチ。血液型B。

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