タレントの壇蜜(34)が8日、TBS系「サンデー・ジャポン」に生出演。川崎市川崎区の多摩川河川敷で起こった中学1年の男子生徒が18歳らの少年に殺害された事件で、一部週刊誌が主犯格の18歳少年の顔と実名を報道したことについて言及した。

 同番組では、出演者が議論を展開。TVプロデューサーのデーブ・スペクター氏は「外国だったら、(容疑者が)18歳なら、間違いなく顔写真も名前も表に出ている」と語った。また、デーブ氏は「処罰というのは更生の為だけにあるのではない。あまりに更生の部分だけが先行している。罰の部分もある」と、持論を展開した。

 同話題について意見を求められた壇蜜は「これだけいろんな方が注目されているということは、今の被害者ばかり情報が公開され、加害者(の情報)がすごくクローズの状態にあることに違和感を感じている、そのものなんだな」と意見した。

 また、ネット上でも加害者の情報が氾濫していることについて、壇蜜は「それだけ(当事者の)周囲の人たちが怒りと違和感をもっていることは理解できる」と語った。その上で、ネット上に情報が流れることについて「それが『まったくダメだ』と言う資格は私たちにあるのか」と考え込み、「『絶対ダメだ』と言えるほど(事件について)理解しているのかな」と、慎重な姿勢も示した。

 最後に壇蜜は「ネットというのは流動的で情報がとても入れ替わりが激しいもの」だとし、「(この事件の)風化が一番怖い。忘れ去られていくのではないか」と心配してみせた。