5月28日に胃がんのため亡くなった漫才師今いくよさんの相方、今くるよが13日、大阪市内で、KBS京都ラジオ「いくよくるよのどやさマンデー」(月曜午後9時=15日放送分以降4週分)の収録を行い、約1カ月ぶりに仕事復帰した。

 くるよは、いくよさんに「泣かない」と誓って仕事に臨み、その約束を果たし、笑顔を見せていた。

 いくよさんと、くるよは、学生時代から40年以上のつきあいで、コンビでの仕事を基本とするなど、固い絆で結ばれていた。

 それだけに、くるよは「朝、家出るとき『いくよちゃんに電話しよ』と思って、もういないんだなって。つらい。寂しかった」。

 この日のラジオ収録には、同じく相方を亡くしたシルク、相方の結婚でコンビ別れしたなるみをゲストに招き、自宅に置いてあるいくよさんの写真を持参。くるよはいくよさんに「今日は泣けへん」と誓っていた。

 「今日は1カ月ぶりの仕事やから、いくよちゃん頼むで、ちゃんと見といてや。泣けへんで言うてきたんやけど、どっかにおったと思う。いくよちゃんも参加して、4人で収録したような気分やった」

 4本分の収録を、くるよは涙することはなく、笑顔で乗り切った。

 収録後の取材でも、シルクから「早く彼氏作って、一緒にダブルデートしましょうね」と振られると、くるよは「うん! いや…でも…シルクやんのが早いんちゃうかな。私より…うーん」とマジ返しして、わかせた。

 今後は、今いくよ・くるよとしての誇りを胸に、漫才師としての魂は抱き続けるが、仕事について問うと「どやろ? 女優とか、マジシャン? イリュージョンみたいなん? 今から覚えてやろかな」。芸人らしく明るさを絶やさず、笑わせていた。