20日、23年ぶりのオーストラリア公演でワールドツアーを締めくくったマドンナが、ソロアーティストとしてのツアー収益記録を更新した。
米音楽誌ビルボード電子版によると、マドンナは全キャリアを通じ、総額13億ドル相当以上のチケットを売り上げ、同誌のツアー収益チャート「ビルボード・ボックススコア」史上、最高のツアー収益をあげたソロアーティストとなった。
「Rebel Heart Tour」は100万枚を超えるチケット売り上げを記録し、総額1億7000万ドル(約195億円)の収益をあげたという。
マドンナは2009年のワールドツアー後に初めて、ソロアーティストのツアー収益ランキングで1位となったが、2012年から2014年にかけて、ブルース・スプリングスティーンにトップの座を奪われた。
しかし、今年ついにトップの座に返り咲いたマドンナは、バンドも含めた全体チャートでは、ローリング・ストーンズ、U2に次ぐ3位となっている。女性アーティストとしては、過去12年間にわたりトップの座を保持している。
昨年9月、カナダを皮切りにスタートした「Rebel Heart Tour」は世界55都市を回り、ケイティ・ペリー、アリアナ・グランデ、俳優のイドリス・エルバら一連の有名人が客席からステージに招かれるなど、話題を呼んだ。
しかし、後半はマドンナが公演に2時間以上の遅刻を繰り返した上、泥酔状態でステージに立つなどの奇行が目立った。マドンナは現在、元夫ガイ・リッチー監督との間で、15歳の息子ロッコをめぐる親権争いが進行中で、精神的にかなり参っていたのが原因とみられている。(ニューヨーク=鹿目直子)



