西野カナ(27)が28日、NHKで、大みそかの「第67回NHK紅白歌合戦」(午後7時15分スタート)のリハーサルを行った。

 今年の紅白は、リオ五輪レスリング女子58キロ級で、女子初の4連覇を達成した伊調馨が審査員を務めるほか、48キロ級金メダリストの登坂絵莉、西野と同じ三重県出身で、女子53キロ級銀メダリストの吉田沙保里が、西野の応援ゲストとして出演し、西野とトークもするという。

 そのことについて、西野は「トークでもご一緒させていただくんですけど、実際に私の曲も聴いてくださっていると聞いて、本当にうれしくって。登坂選手はお話しさせていただいたことがあるし、吉田選手は何度も。本当にうれしい」と喜んだ。

 特に吉田からは、いつもパワーをもらっているという。「三重県民は、吉田選手がヒーローなんで。テレビをつけて、吉田選手が出ていたら、もう、その日は本当に良かったな、という気持ちです」と笑みを浮かべた。

 記者から「吉田さんは(女性なので)ヒロイン…じゃなくて、ヒーロー?」と聞かれると「あっ! う~ん…そうですね。ヒロインでもあり、ヒーローでもあり」と答え、苦笑いした。

 来年は10年目を迎える。今回で紅白は7回目の出場となるが、最初に出場した時と同じ真っ赤なドレスを着る。「来年、10年目の年。紅白さんには7回目。1番最初に赤を着せてもらった。また、最初の気持ちを思い出すような赤ということで。当時は20歳、今は27歳…大人の赤をテーマに、曲のイメージも祝福の曲なので(赤の)衣装を作りました」と感慨深げに語った。