女優北川景子(30)が1日、都内で行われた人気映画シリーズ「探偵はBARにいる3」(吉田照幸監督、今冬公開)の制作発表に出席した。

 映画は札幌を舞台に、俳優大泉洋(43)演じる探偵と松田龍平(33)演じる相棒の予測不能コンビの活躍を描く4年ぶりの新作。北川は探偵を翻弄(ほんろう)するモデル事務所の美貌のオーナー役。小雪、尾野真千子に続く3作目のヒロインとして登場する。北川は「作品のファンだったので、うれしく楽しみに思っています」と声を弾ませた。

 大泉は北川のテキパキとした受け答えに「あなた、賢い人なんですね」と感心しきり。「(前作ヒロインの)尾野真千子と全然違う。オレの悪口しか言わないんだもん。いい感じのヒロインを迎えられました」と冗談交じりに歓迎した。

 撮影は今月中旬から札幌で開始する。一方、松田は放送中のTBS系連続ドラマ「カルテット」に出演中。映画と連ドラの撮影を並行して行うことになる。松田は「映画の台本は自分の場面しか読んでいない」と明かすなど、周囲をヒヤヒヤさせた。大泉からは「連ドラやってるけど、何で受けるの? 映画、決まっていたでしょ。心配なのは松田君のスケジュール。連ドラのタイトルが『トリオ』に変わるんじゃない。3人でやってもらうしかない」と突っ込まれ、苦笑いしていた。