観月ありさ(40)が14日、東京・目黒区の恵比寿ザ・ガーデンホールで、歌手デビュー25周年を締めくくる記念ライブを行った。

 91年5月15日に「伝説の少女」でデビュー。これまでの道のりを「練習もあまりしないで、よく25年も歌ってきたな~」と笑顔で振り返った。

 今回のライブでは朗読劇コーナーを初めて設置。A.B.C-Zの五関晃一(31)と女優湖月わたる(45)をゲストに迎え、作家オー・ヘンリーの名作を原作にした「最後の一葉」を3人で読み上げた。

 トークコーナーでは、友人のBIGBANGのV.I(26)がゲストとして登壇し、花束を渡した。観月が司会を務めたフジテレビ系バラエティー番組「キャサリン三世」に13年に出演して以来の付き合い。「日本で仕事がなかったころで、あの番組に出たのが地上波初出演。感謝しているし、尊敬もしている。観月さんがデビューした時、僕はまだ1歳ですよ」などと語って盛り上げた。

 この日のメモリアル公演は昼夜2回行い、計約1500人を動員した。

 観月は「今日は6年ぶりのライブだったけど、これからは毎年やりたい。今回初めてやった、語りと歌のコンサートを恒例にしたい」と意欲を見せた。

 「50歳になっても60歳になってもずっと歌っていたい」。生涯歌手宣言も飛び出した。