欅坂46の派生グループ、けやき坂46(読み:ひらがなけやき)が、10月19日スタートのテレビ東京系「Re:Mind」(木曜深夜1時)で連続ドラマに初主演することが29日、分かった。千葉・幕張メッセで行われた全国ツアー公演で発表された。

 企画・原作を秋元康総合プロデューサーが手がけたオリジナルストーリー。主演のメンバー12人は高校のクラスメート役で、大きなテーブルのある部屋に突如閉じこめられる。次々と異様な光景が飛び込んでくる中で、閉じこめられた原因や脱出方法を必死に探っていく密室サスペンスドラマだ。拘束される場面や失踪シーンなどもあり、過酷な演技にも挑戦する。

 テレビ東京では15年に乃木坂46初主演ドラマ「初森ベマーズ」、昨年には欅坂46初主演ドラマ「徳山大五郎を誰が殺したか?」を放送した。同局の大和健太郎チーフプロデューサーは「乃木坂46、欅坂46に続き、けやき坂46の初主演ドラマもテレビ東京で放送することになりうれしく思っています。新たなメンバーも加入しさらにパワーアップしたけやき坂46が体当たりで挑む今回の作品、Netflixでの全世界配信も見据え、革新的なドラマになるようキャスト・スタッフ一同でチャレンジしていきたいです」と話している。撮影は9月上旬開始予定という。

 欅坂46を兼任している長浜ねる(18)は「けやき坂46が主演ということで、とても驚きました。不安もありますが、サスペンスが好きなので、すごく楽しみです。けやき坂46でドラマをやらせていただくのは、本当にありがたいことだと思うので、みんなで精いっぱい頑張ります」とコメント。加藤史帆(19)は「けやき坂46でこうしてドラマに出演させていただくのはすごいことだと思います。この機会を絶対無駄にしたくなくて、けやき坂46が意外に演技できるじゃんとか、面白いとか、いっぱい反響をいただけるような作品にしたい」と意気込んだ。