3日に行われた漫才日本一を決める「M-1グランプリ」決勝で、審査員の上沼恵美子(62)に酷評されて最下位に終わったお笑いコンビ、マヂカルラブリーが4日、都内で「2017年『歳の印』捺印式」に出席した。

 前日は上沼から「好みじゃない」「なんで決勝に上がってきたか分からない」と激怒された。ボケの野田クリスタル(31)は「M-1史上、一番怒られて、人生が激変しました。あんなに怒られたのは、小学生以来。でも、当初の目標通り爪痕というか、傷痕を残すことができました」。ツッコミの村上(33)は「いいネタができたと思ったんですけどね。距離が近かったら、殴られていたかもしれませんね」と振り返った。

 それでも、野田は「来年は上沼さんを笑わす1年にしたい。昨日が初対面だったけど、全然、抱けますから」と色仕掛けで迫ることを誓った。

 決勝1回戦を首位で通過しながら、2年連続の準優勝に終わった、和牛の水田信二(37)は「夕べは寝込みましたよ。2年連続で敗因を聞かれるのはしんどい」。川西賢志郎(33)は「まだ、答えが出てない状態で取材を受けるのはきつい。時間をください」と話した。