ミュージカル俳優の山崎育三郎(31)が15日、東京・豊洲PITで、初の全国ライブツアー「山崎育三郎 LIVE TOUR 2018~keep in touch~」を行った。

 山崎は、トレンチコートにライダースを組み合わせた純白の特注衣装で登場。ツアー2日目ということもあり「昨日(初日)は、もうできないと思うくらい疲れ果ててしまいました」と明かしたが、「僕は全力な男。昨日を超えます!!」と声を張り上げ、観客を盛り上げた。

 子役でデビューし、今年で20周年を迎える。「連ドラ5本、映画もやって、セカンドアルバムも出して、(ミュージカル)『美女と野獣』も、オリジナルシングルも出して。人生の中であっという間の時間でした」と昨年の充実ぶりを振り返った。

 1曲目は自身が主演したドラマ「あいの結婚相談所」の主題歌「Congratulations」で始まり、4曲目「Forget-me-not」ではピアノ弾き語りで、10曲目「僕こそ音楽」、11曲目はミュージカル「美女と野獣」から「ひそかな夢」を歌唱した。13曲目「虹」ではダンサーに促されて踊りを披露するなど、サービス精神満点のステージを展開。さらに、17曲目に最新オリジナル曲「Beginning」(17日発売)を歌唱し、ファンを喜ばせた。

 アンコールでは最新シングルのカップリング曲「TOKYO」、「あいのデータ」を披露し、全19曲を歌いきった。最後に「歌手山崎育三郎としてはここからがスタート。これからのステージを楽しみにしていてください!」と締めくくった。

 この日は1400人のファンが詰めかけ、東京は2日間で2800人を動員した。このあとツアーは、18日に愛知・Zepp Nagoyaで、19日に大阪・Zepp Osaka Baysideで行われる。