3月いっぱいで芸能活動を休止する春香クリスティーン(26)が21日、都内で「ハイアール新生活応援PR大使イベント」に出席した。この日が休業前最後のイベント出演となる。

 活動を休止し、新生活を迎えることについて「まだ半分実感湧かないです。不安よりドキドキが大きいかな。残る仕事を大切にしたいです」と話した。

 海外の大学進学を視野に入れており、現在は願書の申請や手続きを進めている段階という。願書は「今申請中のものが1つで、もう1つ出したい」とし、進学先は「母国語のドイツ語圏で探しています。ヨーロッパの社会や政治を学びなおしたい」と希望を話した。

 現在の状況を「いつ飛び立つのか、いつ帰ってくるのかも含め、そもそも飛び立てるのかも分からない状態」と説明しながらも、「どう転んでもいいから『次にどんな選択肢があるんだろう』と考えて。学ぶ場所は1つじゃないので」と前向きだった。

 所属事務所との契約について「“在籍”という形は残してもらえると聞いています」。復帰について聞かれると「半年先も分からない世界ですから。誰か覚えていてくれるかな」と苦笑しつつ、「それも白紙です」と復帰について明言はしなかった。

 取材陣から交際中の政治記者と進学前の結婚を提案されると、「もう26(歳)ですもんね、私も。いずれできたらいいなと思います」と笑顔を見せた。

 春香を「お姉さん的存在」と語る同じ事務所の後輩井上咲楽(18)は、「すっごく寂しいです」とこぼした。春香が勉強する姿に刺激を受けたといい、「私も政治に興味が湧いて勉強しているので、春香さんの後を継いでいきたいです!」と宣言。春香は「もし(芸能界に)戻る機会があった時に、一番近くにいた人に(ポジションを)奪われていたら…」と複雑な感情を吐露して笑わせた。