嵐の櫻井翔(36)が、TOKIO山口達也(46)がジャニーズ事務所を退所したことを受け、「とても残念なことではありますけど、今後も4人の先輩の姿を見続けていきたい」との思いを語った。

 櫻井は7日放送の日本テレビ系「NEWS ZERO」に出演。山口の退所について「被害を受けた女性の気持ちを考えますと、事の重大性は変わらないと思います。何よりも被害者の方に少しでも早く平穏な生活が戻ることを切に願っています」と、被害者をおもんぱかった。

 TOKIOの弟分として活動してきた嵐。同じ5人グループということもあり、デビュー当時はTOKIOの“お下がり”の衣装を着ていたという。櫻井は「特に私は山口さんの衣装を着させてもらっていましたので、本当に苦しい思いもあります」と複雑な思いを吐露した。

 「同じようにグループをやっている身としましては、10代の前半、本当に子どものときから家族より長く一緒に時間を過ごしてきたメンバーという存在がこういう形でグループを抜けるということはとても辛いことだと思います。5人で20年以上掛けて、少しずつ少しずつ作ってきたグループというものを、これからは5つではなく4つの柱で支えていくというのは簡単なことではないと思います」と先輩グループの今後を心配しつつ、「とても残念なことではありますけど、今後も4人の先輩の姿を見続けていきたい」と語った。