KinKi Kidsの堂本剛(39)が、16年に解散した先輩グループ、SMAPのメンバーに対する思いを語った。

 堂本は7日深夜放送のラジオ番組「KinKi Kidsどんなもんヤ!」で、先月7日に放送されたTBS系「CDTV祝25周年SP」に出演した際のエピソードについて語った。

 昨年6月に左耳の突発性難聴と診断され、現在も治療を続けているという堂本は、MCの中居正広から「耳、大丈夫なの?」と気遣われ、「調子は戻っていない」と現状を報告する場面があったが、堂本は本番前に中居の楽屋へあいさつに行った際にも同じように声を掛けられていたという。本番で再び同じ問い掛けをした中居について「僕の気持ちをいろいろと察してくれたんでしょうね。『全部はしゃべられへんかもしれへんけど、自分の言葉で少しでも本音に近い言葉でしゃべれたらいいんじゃない』という感覚で振ってくださったと思う」とくみ取った。

 「SMAPの皆さんは僕にとっては本当にお兄ちゃんという存在。誰が特にとか、そういう思いのない人たち。いつまで経っても弟っていうのも変なんですが、やっぱりどこか、お兄ちゃん」だという堂本。昨年の入院中にも中居や木村拓哉らからメールがあったという。そんな“お兄ちゃん”たちに対して強がってみたり、逆に甘えることもあるというが、同時に「今でもやっぱり一番緊張する先輩なんですよね。SMAPという、アイドルという世界ですごい光でしたからね。その光のまぶしさに目も心もいろいろなものが眩むくらい、僕にとってはそういう人たちだし、一人一人もそういう人」と尊敬する思いを語った。