明石家さんま(62)が、3月に結婚したものの、結婚式を開く予定のないフジテレビ山崎夕貴アナウンサー(30)とおばたのお兄さん(30)のために、フジテレビ系「さんまのお笑い向上委員会」(土曜午後11時10分)で結婚式を開こうと提案し、実行した。その披露宴の模様を23日から3週連続で放送することが22日、決定した。

 披露宴を終え、おばたのお兄さんは「生まれ変わっても、もう1度妻と結婚したいと思うくらい愛しています」、山崎アナも「お仕事いただくために一生懸命ネタを考えて頑張っている姿が好きで。根っから明るい性格もステキだなって。あと、恥ずかしいんですけど…結婚してからは見た目もすごく大好きです」と、ますます愛の炎が燃え上がったようだ。

 番組のカメラは、ウエディングドレス選びから夫妻に完全密着した。キャサリン妃を意識したという山崎アナに、おばたのお兄さんは「ドレスに負けないくらい今日の妻は一段ときれい」とおのろけ全開だった。

 披露宴会場に様変わりしたスタジオには、さんまをはじめ、今田耕司、雨上がり決死隊、くっきー、総勢12名のフジテレビアナウンサーもお祝いに駆けつけ「向上委員会」ならではのやり方で盛大に祝福した。

 「山崎さん! 体くらい自分で洗った方がいいんじゃないですか?」

 「おばた夫婦よ! 燃え上がるのは最初だけ!」

など、同僚アナウンサーから愛のクレームがさく裂する中、山崎アナは2カ月間、一緒に暮らして、まだ2回しか料理を作ったことがないと告白し、場内は衝撃に包まれた。

 一方、おばたのお兄さんは、3時起床の山崎アナのために、朝ご飯用のおにぎりを作っているエピソードを披露。「なるべく飽きないように具材のバリエーションを増やしている」という、おばたのお兄さんの献身的な一面が垣間見えるなど、家庭内パワーバランスが完全に露呈された。披露宴終盤には、インパルス板倉俊之が乱入し、情緒不安定な独特の祝い方で会場のボルテージは最高潮に達した。

 山崎アナとおばたのお兄さんは、同局を通じてコメントを発表した。

 -結婚式を終えた率直な気持ち

 おばたのお兄さん こんな豪華な方々にお祝いしていただき、そしてアナウンサーの方々までお集まりくださり本当にうれしかったです。いくらお金があっても出来ないことだと思っていますし、こんなすばらしい会を開いてくださったさんまさん、ご参列いただいた皆様、番組スタッフの皆様に感謝しています。さんまさんからお祝いにソファをいただけることになってしまい、とても恐縮しています。何よりも、あの明石家さんまさんからいただくなんて想像しただけで興奮しちゃいますね。これこそプライスレスだと思います。

 山崎アナ 本当にありがとうございます。向上委員会は普段から見ている番組で、夫が普段からお世話になっている方々にごあいさつ出来てうれしかったです。私たちのために時間をつくっていただき、おかげさまでものすごく楽しませていただきました。

 -ウエディングドレス姿の山崎アナを見ていかがですか?

 おばたのお兄さん 初めて見た時、本当にきれいでステキだなと思いました。でも、ドレスに負けないくらい今日の妻は一段ときれいです。実は今日登場したときイジられるのかなって思ってたんです。「おい山崎!」って。でも実際は「ステキー!」の声が聞こえてきて。まあ、僕はいつもきれいだと思ってますけどね。

 山崎アナ ドレスは5着くらい試着したんですが、最後の2着で決めかねていたんです。最終的には夫に選んでもらいました。実は私の中ではこのドレスが1番だなって思っていたのですが言い出せなくて。というのも、ちょっとキラキラしすぎかなって。あと、長袖レースのものって珍しいからどうなんだろうって思いもあり。だから夫が「これがいい!」って言ってくれた時はものすごくうれしかったです。今日登場したとき、皆さんが「わー!」ってリアクションしてくれて安心しました。あと、私、メークと髪形は変えてないんです。「ワイドナショー」の収録のまま来ただけなので。だから、ドレスのパワーってすごいんだなって感じました。

 -おばたのお兄さんが作るおにぎりの味は?

 山崎アナ 朝起きて最初に食べるごはんですし、それが夫のおにぎりなのは本当にうれしいです。ちなみに好きな具材はザーサイとメンマです!

 おばたのお兄さん なるべく飽きないように具材をアレンジしてバリエーション増やしてるんですよ。

 -身体能力の高さを家の中で発揮する瞬間は?

 おばたのお兄さん 妻は子供みたいに僕の腕にぶら下がってくるんです(笑い)。あと、ライザップのものまねとか。僕、おなかを思い切り膨らますことができるんです。なので、一周回って「バン!」ってマッチョに変身して遊んでいます。

 山崎アナ 私、すごい運動が苦手で。それもあって筋肉質な人を尊敬しているんです。