桂歌丸さん語っていた傘寿の誓い 相好を崩す

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 日本テレビ系「笑点」の司会などで知られた落語家桂歌丸(かつら・うたまる)さん(本名・椎名巌=しいな・いわお)が2日午前11時43分、慢性閉塞(へいそく)性肺疾患のため横浜市内の病院で亡くなった。81歳。肺気腫などで入退院を繰り返し今年4月から入院していた。通夜・葬儀は近親者で営む。喪主は妻冨士子(ふじこ)さん。11日午後2時から椎名家・落語芸術協会合同のお別れ会(告別式)を横浜市港北区菊名2の1の5の妙蓮寺で行う。

 桂歌丸さんが80歳の誕生日を迎えた16年8月14日、東京・国立演芸場の8月中席「桂歌丸噺家生活六十五周年記念公演」で出演者、観客らに祝福された。「江島屋怪談」を演じ終えるとハッピーバースデーの歌と手拍子が起こり、好物の桃を使ったケーキや花束などが贈られた。サプライズで、ひ孫の八城穏空(やつしろ・しずく)ちゃん(当時7)が登壇すると、相好を崩した。

 歌丸さんは「80歳を折り返し地点として、真っすぐに自分の落語道を進んでいきたい。来年も(三遊亭)円朝ものに挑戦したい」と傘寿の誓いを語った。

 腸閉塞(へいそく)治療で入院し、退院約1週間で高座復帰したばかりだったが、意欲が衰えることはなかった。

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