有村架純(25)が22日、大阪市内で、主演映画「かぞくいろ-RAILWAYS わたしたちの出発-」(吉田康弘監督、30日公開)の先行上映会の舞台あいさつに出席した。

地方鉄道を舞台に、人と人とのつながりや人生を見つめ直す姿を描いた映画「RAILWAYS(レイルウェイズ)」シリーズの最新作で、熊本・八代~鹿児島・川内を結ぶ肥薩おれんじ鉄道が舞台。鉄道運転士の晶を演じる有村は「自分の人生で運転手役を演じるとは思ってもみなかった。(運転手役に)いざ、1歩踏み込んでみると、ロマンのある世界だった」と話した。

ダブル主演の義父役の国村隼(62)も登壇。撮影エピソードとして「たいへんだった1日を思い出した。1月に真夏のお墓参りのシーンは撮影した。半袖シャツ、海からの風が半端なかった。大丈夫かなと」と振り返った。

吉田監督は「本当に申し訳なかった。でも、よ~いスタートと言うと、震えを止め、カットをかけるとブルブルと震えていらしゃった」とプロ根性を絶賛した。

最後に有村は「家族のあり方とはなんだろうか? あらためて考えさせてくれる作品です。見終わった後に、ぜひ大切な人に愛を伝えてもらえたら」と話した。