お笑いタレント、友近(45)ふんする自称大物演歌歌手の水谷千重子が22日、東京・明治座で、初座長公演「水谷千重子50周年記念公演」(3月4日まで)の初日舞台公開を行った。

初回公演後、水谷は共演者らと取材に応じた。舞台は芝居ステージ「とんち尼将軍 一休ねえさん」と、歌のステージ「千重子オンステージ」の2部構成。「お客さんのテンションが高くて、みんな喜んでくれた。お芝居も見てくれて、長時間だったけど歌も聞いてくれて、幸せな気持ち」と初の明治座公演に充実感をにじませた。

この日、水谷のほか原田龍二(48)YOU(54)あご勇(61)バッファロー吾郎A(48)シソンヌ、尼神インター誠子(30)高橋ひとみ(57)田山涼成(67)宮迫博之(48)ふんする春澪が登壇した。個性的なメンツが名を連ねるが、座長としてメンバーをまとめる苦労は感じていない様子。「いい空気感を持っている方ばかりなので、千重子何もやってない。メンバーに助けていただいてます」とケロリ。芝居に歌に大活躍でのどの調子が心配されるが、「病院にかかったら『オペラ歌手ののどしてます』って言われました。病は気からだから“、木”をいっぱい植えようかなと思ってます!」とケラケラと笑った。

親友の友近からも激励を受けたという。「『常に新しいことをやりたいのね。私も挑戦したいタイプだから、応援してるわ』って」。全16公演の幕が開き、「いろんなものを食べてスタミナをつけたい」と笑顔で意気込んだ。

19日に口腔(こうくう)がんを公表した堀ちえみ(52)について聞かれると、バラエティー番組で共演経験があるといい、友近は「常に明るい方。ご家族や同期の82年組、素晴らしい方に囲まれているので、支えられながら気力で乗り切って欲しい」と話した。