NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺」(日曜午後8時)の第11話が17日に放送され、関東地区の平均視聴率が、第10話と同じ8・7%(関西地区8・9%)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第6~9話まで関東地区の平均視聴率は4話連続で9%台を記録し、10日放送の第10話は8・7%と、とうとう9%台を下回っていたが、2話連続で8・7%となった。第11話はレギュラー出演者の1人であるピエール瀧容疑者の逮捕後、初の放送とあって、瀧容疑者の出演シーンはないものの、影響が懸念されていた。

第11話は、1912年7月のストックホルムオリンピック開会式で、「NIPPON」のプラカードを持ち、四三(中村勘九郎)と弥彦(生田斗真)が日本初のオリンピック選手として入場する姿が描かれた。競技が始まると、弥彦は100メートル短距離走で好タイムでゴールするも順位では惨敗。200メートルも惨敗に終わる内容だった。

◆これまでの視聴率推移

第1話が関東地区で15・5%(関西地区12・9%)

第2話は12・0%(関西地区11・5%)

第3話は13・2%(関西地区11・6%)

第4話は11・6%(関西地区12・0%)

第5話は10・2%(関西地区11・7%)

第6話は9・9%(関西地区8・0%)

第7話は9・5%(関西地区8・6%)

第8話は9・3%(関西地区7・7%)

第9話は9・7%(関西地区8・3%)

第10話は8・7%(関西地区8・6%)

第11話は8・7%(関西地区8・9%)