二階堂ふみ(24)亀梨和也(33)がダブル主演するフジテレビ系連続ドラマ「ストロベリーナイト・サーガ」(木曜午後10時)の2日放送の第4話の視聴率が、6・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが7日、分かった。前回の6・6%より0・1ポイント、アップした。

初回から7・8、6・4、6・6%だった。

原作は累計400万部の小説「姫川玲子シリーズ」。二階堂はノンキャリアでありながら27歳で刑事補に昇進した警視庁捜査一課殺人捜査第十係主任の姫川玲子役。姫川は高校時代にレイプされた過去を持ち、現在も当時の記憶に悩まされ続けている。親身になって励ましてくれた女性刑事が、犯人逮捕の際に命を落とし、その遺志を継ぐ思いもあって刑事になった。年上の部下となる巡査部長の刑事・菊田和男を亀梨が、天敵の捜査第五係主任の勝俣健作を江口洋介(51)が演じる。

第4話で、「不審死を遂げた男がいる」と、監察医の国奥定之助(伊武雅刀)に呼び出された姫川(二階堂)。男の死因は劇症肝炎と判断され、体内からは覚醒剤も検出されていた。時を同じくして、劇症肝炎で死亡した別の男がいることが判明。死体からは同じ成分の覚醒剤が検出され、姫川は連続殺人事件の可能性があるとして捜査を開始する。

死亡した2人の男の携帯電話からは、共通の番号が見つかる。持ち主として浮上したのは意外にも、黒髪で清楚(せいそ)、いかにも優等生らしい女子高生、下坂美樹(山田杏奈)だった。見かけによらず反抗的かつ挑発的な態度を取る下坂。下坂はなぜ成人男性と連絡を取っていたのか? そして彼らを殺したのは下坂なのか? 姫川と下坂の緊迫した心理戦が繰り広げられる。