女優広瀬すず(20)が、ヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜午前8時)の21日に放送された第44回の平均視聴率が22・1%(関東地区)だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第15回の23・6%。

同ドラマは、戦争で両親を亡くし、父の戦友の養女として引き取られたヒロイン奥原なつ(広瀬すず)が、北海道を舞台に、亡き父の戦友の柴田剛男(藤木直人)と妻富士子(松嶋菜々子)、柴田夫妻の父泰樹(草刈正雄)に育てられ、豊かな想像力と開拓者精神を生かし、アニメーターを目指す姿を描く。脚本家の大森寿美男氏のオリジナル作品。元AKB48で女優の渡辺麻友、井浦新、染谷将太、伊原六花、小手伸也らが朝ドラ初出演。ほかに貫地谷しほり、中川大志、麒麟の川島明、木下ほうか、角野卓造が出演する。また、語り(ナレーション)をなつの父親という設定で内村光良が担当する。

あらすじは、昭和31年、なつと雪次郎、雪月の雪之助(安田顕)が新宿にやってきた。そこで雪之助が若いときに修行していた川村屋を訪れた。以前、光子(比嘉愛未)とは兄を捜すときにお世話になって以来の再会を果たした。その光子から「新宿も開拓者が集まる所なの。頑張りなさい」と言われ、なつに咲太郎(岡田将生)に会うためにも川村屋で働くことを薦められた。そして東京での生活が始まった、という内容だった。