三田佳子、降旗康男さん訃報に「残念でなりません」

映画監督の降旗康男(ふるはた・やすお)さんが20日午前9時44分、肺炎のため東京都内で死去した。

1989年(平元)に映画「極道の妻たち」などで降旗監督とコンビを組んだ女優三田佳子(77)が訃報に接し、コメントを発表した。

突然の訃報に、驚いております。東映時代の「続・王将」が初めてお会いした作品です。その時、チーフ助監督だった降旗さんを将棋の先生と間違えた事を、何十年経っても言われ続けましたね。プライベートな海外旅行中にバッタリ会ったりして、「いつかご一緒しましょう」と言って実現したのが「別れぬ理由」でした。

ヌードシーンもあり、「胸も無いし…私には無理なんじゃないですか?」と聞いたら、「それが三田さんなんだからいいんじゃない」と。とても無口な方でしたが、クリエイティブな事では決して妥協しない、譲らない方でした。

「別れぬ理由」で、津川雅彦さん演じる夫と、不倫後の夜の布団の間を空けて、ズラすかズラさないかでも、本気の喧嘩みたいになりましたね。

「極道の妻たち 三代目姐」の時は、丹波哲郎さん演じる三代目の葬儀シーンをどうしても撮ってほしいと私から夜中に電話で直談判して、受け入れてくださいました。

降旗さんとのクリエイティブな意地の張り合いは、結果、私にとってかけがえのない作品となりました。もう一度ご一緒したかったですね…残念でなりません。