ライブ配信サービス「SHOWROOM」の前田裕二社長(32)とフリーアナウンサー宇垣美里(28)とが25日、都内で行われた米映画「ピアッシング」(ニコラス・ペッシェ監督、28日公開)のPRイベントに参加した。

前田氏は昨年5月、一部で女優石原さとみ(32)との交際が報じられた。取材陣から年内に幸せな報告がありそうかと問われた前田氏は「いや~」と語ると、困ったような表情。さらに「あの方と今後は」とも問われたがノーコメントのまま、両手を合わせるごめんなさいポーズを見せた。

同作は、村上龍氏が手掛けた同名小説が原作で、殺人衝動のある男と自殺願望のある女を主軸に描くサイコスリラー。

前田氏は「日常に刺激が欲しいと思っているタイプなのでドキドキ、ワクワクを与えてくれて良かったです。愛の形を考えさせられました」などと語った。

「1から10まで愛、愛、愛という愛し方と愛の中に陰と陽を混ぜ込んだ時とどっちが明るいか考えさせられました。ずっと好きだと言っている時より、あまり好きだと言わない人の1回の好きだの方が意味があるというか、つまり愛は変化幅なんかじゃないかと思わされました」

その上で「自分自身もそうだし、恋愛する相手から受ける時もそうだが、ずっと1から100まですべて愛というよりは、気持ちが仕事にずっと向かっていた後に自分に愛が来るとか。100すべて自分が愛を受けとめるよりは、別の所に分散している物が自分に向かった時の喜び。つまり変化幅、振り幅みたいな物が愛の本質なのかなと思って、そこは(自分に)重なると感じました。愛って、その人ばかりのことを考えたりするものだが、それが必ずしもいいかどうかは分からない」と力説した。