女優新木優子(25)と俳優高良健吾(31)がダブル出演するフジテレビ系連続ドラマ「モトカレマニア」(木曜午後10時)の第2話が24日、放送される。

新木が演じるのは、現在失業中の27歳独身・難波ユリカ。見た目にも気を使い、コミュニケーション下手というわけでもないのにうまく恋愛ができない。その理由は、初めて付き合った彼氏のマコチこと斉藤真(高良)との恋愛にあった。そしてユリカは、母親の再婚で福盛真と名前が変わったマコチと再就職先の不動産会社で再会する。瀧波ユカリ氏の同名の漫画が原作。新木は「ユリカは、ポジティブで明るいんですけど、元カレをSNSで検索したり過去にとらわれているというのが、周りから見たらちょっとイタいですよね。でも、ユリカ自身は、マコチに対しての好きだという気持ちを、自分の中で肯定するようなフィルターを持っているというか、すべてのことにおいてポジティブにできるフィルターみたいなのを持っている。そういう自分を受け入れられているところがすごくかわいらしいし、彼女みたいに、過去の恋愛ではあるけど自分がポジティブに生きる糧になる恋愛なら、引きずっててもいいのかなって思いました。彼女を見ると、すごく明るく生きられそうだなと思える役柄だと思います。高良さんが演じるマコチは、すごく天然な男性。自分に正直に、感じたことを口にしてしまうタイプです。フィルターを何も持っていないような天然で、あんまり見たことがないキャラクターだなと思います。ラブコメディーの中で、高良さんがどんな風にマコチを演じるのか、個人的にも楽しみです」と話している。

第2話では、ユリカ(新木優子)は、再会したばかりの元カレのマコチ(高良)からマンションの購入を勧められ、ショックを受けていた。マコチからその話を聞いた安藤一朗(小手伸也)らチロリアン不動産の面々は、ユリカの気持ちを察し、とりあえず謝った方がいいと告げる。マコチはその助言に従ってユリカに電話するが。

そのころユリカは、大手食品メーカーの社員、山下章生(浜野謙太)と一緒にいた。そこで、山下が元カノの動向を追いかけている“モトカノマニア”だと知るユリカ。その元カノとは、山下の部屋から見える看板広告のモデルにもなっている北海道在住のラジオパーソナリティー・来栖むぎ(田中みな実)だった。食べ歩きという同じ趣味を持っていたことが交際のきっかけだったらしい。

ユリカは、そんな山下に自分も“モトカレマニア”だと告白する。同じマニアとして大いに共感し合った2人は、脱モトカレマニア、脱モトカノマニアを目指し、頭文字をとって脱MKM同盟を結成する。時間をかけて友だち以上恋人未満の交際をしていくことで、徐々に現実への復帰を果たすことが目標だった。

そんな中、山下と同じ食品会社に勤務する加賀千鶴(趣里)は、山下に興味を抱く。北海道から栄転してきた将来性と、魚の食べ方がきれい、というのが理由だった。

一方、マコチと一緒に高級マンションに肉体関係なしのソフレ(添い寝フレンド)として、暮らしている恋愛小説家の丸の内さくら(山口紗弥加)は、マコチの言動から彼が元カノと再会したことを知る。