宝塚歌劇団宙組公演「FLYING SAPA-フライング サパ-」(3月30日~4月15日、東京・赤坂ACTシアター)の制作発表会見が行われた。

未来の水星を舞台に、過去を消された男と記憶を探す女を描いた、上田久美子氏によるオリジナル作品。

トップの真風涼帆(まかぜ・すずほ)は「現実的にはありえないことなので、普段の役づくりとは違う感覚があります。自分と交信して、模索して、想像力と集中力の限界に挑戦しています。楽しくなっています」と話した。

この日は、星風まどか、芹香斗亜とパフォーマンスを披露。三宅純氏の音楽について真風は「初めて音楽を聞いた時は衝撃でした。普段は自分の体からグルーブ感が出てくることが多いんですが、今回は細胞に染み込んでくるような、新感覚な体験でした」。