SKE48大場美奈(28)が、23日公開の映画「リトル・サブカル・ウォーズ ~ヴィレヴァン!の逆襲~」(後藤庸介監督)、メ~テレドラマ「ヴィレヴァン!2~七人のお侍編~」(26日放送開始)、ABCドラマ「僕らは恋がヘタすぎる」(25日放送開始)に出演する。

このほど日刊スポーツの取材に応え、「意外にも去年よりちょっと多めにいろんな経験できています」と語った。

「ヴィレヴァン!」では人生初の金髪ギャル店員を演じる。「私の中にギャルがないんです」と笑い、「役が“みぽよ”という愛称だったので、ゆきぽよさんをイメージして研究したら違った(笑い)。『フワちゃん+EXITで』と言われて『えっ!? どういう感じ?』ってなりました」。ギャル語にも苦労した。「自分でも何を言ってるのか意味がわかんないですよ」と笑った。

映画では主演岡山天音と滝藤賢一のアドリブ劇に圧倒された。「滝藤さんのアドリブが毎回変わって、それを受ける天音さんとの関係とか、現場の空気感がすごく楽しかった。この楽しさが作品の楽しさにつながっている」と確信した。「私も滝藤さんのアドリブを受けて一瞬うっとなっているので、そこは見てほしいです」。

その一方で、自身は「アドリブなんて20年、30年先でも絶対できないと思う」とした。だが「滝藤さんを見ていて、あんな風にお芝居できたら楽しいだろうなと思った」と続け、「まだ(役者として)スタートを切れていないと思っているので、早くその1歩を踏み出したいなと思っています」と謙虚に話した。

実際には昨年10月、舞台「ハケンアニメ!」で初主演している。これがきっかけで全てが動きだした。「あの舞台からドラマとかも続いているので、地道にコツコツ焦らず、1歩1歩ちゃんとしっかりやっていきたいなと思います」。

コロナの影響で、アイドル活動は制限を受けた。だがその分、役者に費やす時間は増えた。「アイドル活動的には12周年の濃密な時間もありました。半年ぐらいしか動いていないわりには、アイドル活動もお芝居の活動もしっかりできていると思っています」とアピールした。