演歌歌手長山洋子(52)が21日、東京・新宿の花園神社で新シングル「あの頃も 今も~花の24年組~」ヒット祈願を行った。昨年8月末に乳がんの手術を行ってから、コロナ禍もあり初の公の場となったが「もう元気です!」とアピールした。

昨年8月、人間ドックを受診した際に乳がんが判明し、手術していた。長山は「もう元気です! ちょうど1年がたっての健診もオールOKでした。コロナの自粛期間も、毎日家でも体を動かすように意識していました」と元気な様子を見せた。コロナの影響で延期していたコンサートツアーも11月から再開を予定しており「来てくださることも勇気がいること。何とか私たちも喜んでもらえるようにしたい。津軽三味線の生の迫力を味わってほしいです」と話した。

新曲は、昭和24年前後生まれの“団塊世代”へのエールを込めた。「演歌の先輩方を見ていても、競争が激しかった世代だと思います。自分が自分が…という部分は自分にはない部分かもしれません」。今年71歳の世代だが、自らが71歳くらいになった時は? との質問には「孫がいればいいかもしれませんね」と笑顔で話した。

小4になる愛娘は歌よりもダンスに夢中といい「私の新曲は誰より先に覚えてくれるのですが、音程が…。シェフとか、メーク関係の仕事をしたいみたいな話はしていますね」と目を細めていた。