NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の26日に放送された第96回の平均視聴率が19・5%(関東地区)だったことが27日、ビデオリサーチの調べで分かった。 

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。最高視聴率は第37回の22・1%。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

あらすじは、智彦(奥野瑛太)は、ラーメン屋の仕事を辞めて貿易会社に就職し1カ月が経った。そして以前に働いていたラーメン屋に寄るが店主の天野弘(山中崇)を見かけるが声をかけずにあとにした。そして包丁さばきなどを教えてもらったケン(浅川大治)に会うと、具合を悪くしており、すぐに病院に連れて行くことにした。病院でケンを看病していた吟(松井玲奈)はほっとけなくて、家に連れてくることに。その晩、智彦は吟と話し合い、貿易会社でこのまま働くか、もう1度ラーメン屋で働くか迷っていること明かした。そして智彦は貿易会社を辞めラーメン屋で働くことにした。天野は代々木に店を構えることになり、智彦が屋台を任されることになった。そこでケンに住み込みで一緒に働くことを勧めた。一方、「長崎の鐘」を書き上げた裕一(窪田正孝)には、仕事が殺到し作曲に取り組む日々を送っていた。音はベルトーマス(広岡由里子)から「ラ・ボエーム」のオーディションを受けてみないかと勧められた。