マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏(47)が高校野球に熱血メッセージを送った。26日、神戸市内で、日本新聞協会主催で加盟社向けの第73回新聞大会で講演。野球愛あふれ、球児への直接指導に意欲を見せた。19年12月にプロ野球経験者が高校、大学の学生を指導するための学生野球資格回復研修を受け、今年2月に資格回復。引退後もトレーニングを続け「球が速くなった」と仰天告白だ。一緒に走って投げる。新しいビジョンを明かした。

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フジテレビ三田友梨佳アナウンサー(33)がイチロー氏の対談相手を務めた。青学大時代、野球部マネジャーを務めるなど野球と深く接し「イチロー」に心酔してきた。

この日は「私、高校時代にシアトルに留学しておりまして、なぜシアトルかというと、イチローさんが好きでした」と明かした。印象的な思い出として「私服の学校だったのですが、登校初日に現地の男の子がイチローさんのユニホームを着て授業を受けていて。誇らしく思いました」と振り返った。緊張で一睡もできなかったが、立て板に水のごとく、インタビュアーを務めた。