乃木坂46の4期生が出演する新番組「乃木坂スター誕生!」(月曜深夜1時29分)が日本テレビで10日深夜からスタートすることが5日、分かった。司会を務めるお笑いコンビ、ぺこぱとともに、昭和歌謡のカバーに挑戦する。

番組内では、メンバーたちが往年のヒットソングを歌唱する。初回放送では田村真佑と早川聖来がピンク・レディーの「UFO」を、遠藤さくらが松田聖子の「渚のバルコニー」を、賀喜遥香がBro.KORNと「ロンリー・チャップリン」をデュエットする。

遠藤は「昭和のアイドルの方の曲を歌わせていただく機会はなかなかないので、お話を聞いてすごくうれしかったです。当時の動画を見たり曲を聴いたりすると、その方にしか出せない魅力があるんです。曲の魅力を最大限引き出せるよう、リスペクトの気持ちを持ちつつ、私たちらしさも出していきたいです」と意気込んだ。「今回は松田聖子さんの曲に挑戦したのですが、歌いながらズームしてくるカメラの近さに驚きました」と笑顔で振り返った。

賀喜は「私はデュエットに初挑戦させていただき、大先輩なのでとても不安でしたが、すてきな曲とBro.KORNさんの歌声についていけるように頑張りました」と明かした。「この番組は、30分だけちょっとタイムスリップするような気分になれる感じなんです。私たちと同年代の方は昔の雰囲気を感じられるし、年代が上の方は昔を懐かしみながら楽しめる番組だと思うので、そういう空気感を楽しんでいただけたらうれしいです」とアピールした。

ぺこぱは、乃木坂46の4期生と初タッグとなる。元バンドマンの松陰寺太勇は「今日の収録で気になるメンバーを何人か見つけたので、今後が楽しみになりました。4期生の新たなキャラ発掘も頑張っていきたいと思います」と意気込み、「音楽的な部分でも楽しめる番組でした。名曲はいつになっても名曲だなとあらためて実感したし、乃木坂46のメンバーが歌ってくれて、世代を超えて曲の良さに気づかせてもらった感じがします」と話した。

歌唱力が高いというシュウペイは「時代をタイムスリップさせるみたいに乃木坂46のメンバーが名曲を歌ってくれるスペシャルな番組なので、これを機に当時を知らない人にも見ていただいて、音楽もあらためて知ってほしいですね」と呼び掛けた。