新春恒例の「米朝一門会」が2日、大阪・サンケイホールブリーゼで行われた。同ホールは1971年(昭46)7月に故3代目桂米朝さんが第1回独演会を開催。以後、米朝一門にとっては定期的に落語会を行ってきたなじみ深い場所。コロナ禍にもかかわらず、熱心なファンが訪れた。

トップバッターの桂ちょうば(43)の演目は、この季節にぴったりの「ふぐ鍋」。食べたいけれど、ふぐの毒を怖がり、互いに牽制し合う2人のやりとりで場内の笑いを誘った。

続いて桂よね吉(50)、桂雀三郎(72)、中入りを挟んで桂米二(64)がそれぞれ熱演。正月らしい華やかな空気が会場を包んだ。

トリ前には桂南光(70)が登場。トリを後輩の桂吉弥(50)に譲った形の南光は「今年から扱いが悪くなった。もたれ(最後から2番目)は、一番弱った人間が務めるという話」とぼやきつつも、妻との夫婦生活の難しさを軽妙に語り、爆笑を呼んでいた。

最後を締めくくったのは桂吉弥(50)。歌舞伎「義経千本桜」をパロディー化した「猫の忠信」を演じた。なお、公演は3日も同ホールで行われ、桂ざこば(74)、桂米團治(63)らが出演する。