元AKB48/SKE48の大場美奈(31)が25日、出演舞台「こりゃもてんばい3」(福岡・ぽんプラザホール、30日まで)の公開ゲネプロに出席した。

フジテレビ系「ぽかぽか」内で放送され話題となった「ゴリパラ見聞録」(テレビ西日本)などレギュラー番組を多く抱えるパラシュート部隊・斉藤優(44)が原案・脚本を手がけた作品で、九州を拠点に活躍する出演者が、九州弁で織りなすさまざまなモテない男たちをオムニバスで描いたシリーズ作品だ。

大場は今年1月に、プロ野球ソフトバンク石川柊太投手(31)と結婚を発表してから初の舞台で、“地元”福岡での舞台出演となる。「このたびご縁あって福岡にも多く滞在するようになりましたが、早速福岡での舞台に出演させていただけることになり、とてもうれしいです」。

今回のシリーズには、“直談判”して出演する。斉藤と舞台で共演した際、脚本を書く斉藤の姿を見ており「斉藤さんが脚本を書き始めた頃に、普段からモテないエピソードをよく聞いていたのもあり、舞台化となったらおもしろいに違いない! と思っていました。そして、昨年夏観劇させていただいた『こりゃもてんばい2』で客席の皆さんが肩を揺らして笑っているのを見て『この舞台に出たい!!』と思っていたので、出演が決まり本当にうれしい。ちょうど福岡と縁がある人と結婚して…と、偶然だけど必然くらいのご縁でした」。

オムニバスの中では、モテる女性から、ブスの男性を打ちのめす役までさまざまな役を演じるが「今回はとっておきの役も任せていただいたので、それは楽しみにしていてください! 九州で活動したい人がオーディションで選ばれて出ているので、共演者の方々を助けたり、助けられたりしながら成長できたらと思います」とアピールした。

アイドル時代の半分以上も、名古屋で過ごした。今後、東京での活動も継続して行うが、結婚後の生活拠点となった福岡も「東京と名古屋のちょうど中間で、人もたくさんいるし、流行も最先端。名古屋はタピオカが来るのも遅かったけど(笑い)、福岡は東阪の次には来ますし、東京より落ち着いてるので過ごしやすいです」と好印象だ。

アスリートの妻との両立にもなるが「お互い仕事については長くやっていますし、向こうのルーティンがあります。自分の仕事も応援してくれています。私はできる限りのサポートをしつつ…という感じです」。舞台初日となる26日は、石川が楽天戦(北九州)で先発予定だが「とにかく、けがなくその日、その日が終わることを願っています」と話した。【大友陽平】