俳優中川大輔(25)が20日開始のフジテレビ系連続ドラマ「この素晴らしき世界」(木曜午後10時、初回15分拡大)に出演する。主演若村麻由美(56)演じる平凡な主婦・浜岡妙子、マキタスポーツ(53)が演じる夫・陽一との間に生まれた1人息子・あきらを演じる。出演にあたり、意気込みを語った。【高橋洋平】
◇ ◇ ◇
中川は役柄について語り始めた。最初は頼りないイメージだが、中盤以降は役柄に変化が訪れる。
「今日も家族3人のシーン撮ってきたんですけど、本当にお皿とかも食べた後の片付けないし、本当甘やかされて育った1人息子っていう感じ。中盤以降は結構頼りがいのある人なのかなって思ってるので、成長の様子を演じていけたらいいなと思っています」
役作りにおいては、素の中川を出せているという。
「僕のシーンは大変じゃなかったというか、そのまんまやってるって感じ。あきらくん自身も自分に近いというか、柔らかくてちょっと頼りない感じっていうのは、自分の素のままでやったら出るのかなって思いつつ。会社に行ってないっていう部分は、自分に置き換えたら何だろうなと思うと、ドラマの現場をサボっているのと同じ。だったら結構やばい。焦ったりとか、ビビってたりしそうだな、みたいな。そういうことはいろいろ自分に置き換えて想像しました」
前のクールにあたる4月期は同局系「合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~」(月曜午後10時)に、金髪の有田浩次役として出演していた。
「(有田は)自分とは遠いキャラクターで、明るくて派手な役だった。いろいろキャラクターを作ってそこに入っていく感じだったんですけど、今回は(あきらを)等身大の人に感じられたので何もせず。ここまで自分に近しい役というか、自分のままできるな、という役はあんまりなかった。(素の)まんまじゃん!って言われる。今回の役はそういう演じ方の方が作品的にもいいのかな、と。できるだけも自分のままでいようかなって思っています」
若村、マキタスポーツとの共演はスムーズに行ったという。
「あいさつしてくれた時から、若村さんはもうなんか母親だった。個人的に多分、自分の母親と近い空気感がありまして、そのおかげで一瞬で親子の空気感が作れたというか、そういう感じはします。陽一さんというか、マキタさんはダメな父親役なんですけど、本当にダメな父親としていてくれるので、本当に役作り不要というか。2人とも一瞬で親子の空気感になりました」
若村やマキタスポーツをはじめ、共演者に感謝した。
「周りのこのキャストの方々は実力者ぞろいというか、その中でこんな濃厚なお芝居体験ができるっていうのは、役者としてもぜいたくだなぁと思って、気合が入りました。今は楽しめてると思います」
完全オリジナルストーリーの台本を読んで感銘を受けていた。
「本当に1話1話ちょっとずつ成長していったり、関係性もちょっとずつ変わっていったりっていうのは、本当に1話ずつグラデーションつけて演じていってますね。オリジナルストーリーだから、脚本を重ねるごとに、伝えたいことがあって、それを形にしていってる。全然他に読んだことない台本だなって思いましたし、全部のキャラが生きている、セリフが生きているというか。演じていて、楽しいですね。僕も本当にこの世界にいる人みたいに演じることができてます」
最後に見どころを語った。
「最初で言うと、やっぱ家族3人のシーンは、本当にすごいリアルな空気感が描かれてると思うので、僕たち浜岡家のシーンを見てほしいです。後半は(蒼井)蛍(永瀬莉子)さんとの関係が結構急速に進んで行きます。なんていうんですかね、2人の仲がギュッと縮まるコインランドリーのシーンがあるので。そこはすごくプロデューサーさんや監督さんから『いいシーンだったよ』と思ってくれている。僕もすごくなんかキュンとしたというか、ドキッとできたシーンなので、後半のコインランドリーでの蛍さんとのシーンは、ぜひ見てほしいですね」
◆中川大輔(なかがわ・だいすけ)1998年(平10)1月5日生まれ、東京都出身。16年、武蔵野美術大学造形学部建築学科1年生のときにMEN'S NON-NOのオーディションに応募し、グランプリを受賞。専属モデルとなった。17年、日本テレビ系「東京タラレバ娘」でドラマデビュー。19年2月1日に現事務所の研音に所属。同年4月、日本テレビ系連続ドラマ「俺のスカート、どこ行った?」で初レギュラー出演。19年9月、テレビ朝日系特撮ドラマ「仮面ライダーゼロワン」で迅/仮面ライダー迅役として出演。20年3月、武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業。184センチ。



