米人気司会者オプラ・ウィンフリー(69)が、壊滅的な被害を受けた8月8日に米ハワイ州マウイ島で発生した大規模山火事から自宅を守るために民間の消防団を雇っていたとSNSで告発され、物議を醸している。ウィンフリーはマウイに複数の不動産を所有し、15年間に渡って米カリフォルニア州モンテシートとのデュアルライフを送っている。

ウィンフリーは、米俳優ドウェイン・ジョンソンと共に被災者支援のために「ピープルズ・ファンド・オブ・マウイ」という基金を設立し、街がほぼ消滅したラハイナ地域の18歳以上の住民に義援金として月額1200ドルを半年間提供すると発表したばかり。告発が事実かどうかは分かっていない。

複数の米メディアによると、マウイ島に所有する2000エーカーを超える土地や家屋に被害が及ばないよう火災が発生する前から民間消防団を雇っていただけでなく、火災発生後も一部の避難民を受け入れることなく、代わりに民間の警備チームを雇って火災から逃れた人々を遠ざけていたと主張する動画がTikTokに投稿されているという。

ウィンフリーは火災発生後に米CBSのカメラクルーを伴って緊急避難所を訪れ、立ち入りが拒否されたと報じられて物議を醸した。その後、ウインフリーのみ訪問が認められ、救援物資を手渡す様子が英BBCによって報じられていた。また、基金の立ち上げを発表した直後にも、推定25億ドルとされる資産を持つウィンフリーが一般の人々に寄付を呼びかけたこと「自分が寄付すればいい」「多くの人が自分の家賃を払うのに精いっぱいなのに」と批判が殺到していた。

ほかにも被災者の土地の買いたたきに関与し、ただ同然で土地を手に入れているとも主張するユーザーもおり、出どころ不明の不確かな情報も拡散されている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)