水谷豊が主演するテレビ朝日系ドラマ「相棒 season22」(水曜午後9時)の第3話が1日に放送され、平均世帯視聴率が11・2%(関東地区、速報値)だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は6・4%だった。

前回は世帯が12・8%、個人が7・5%だった。

名推理で事件の謎を解き明かす警視庁特命係の杉下右京係長(水谷豊)。切れモノ過ぎるゆえに上層部からにらまれ、閑職に追いやられた右京が、さまざまな事件解決に挑む人気シリーズ。寺脇康文演じる初代相棒の亀山薫が、前シーズンに続き相棒を務める。

◆第3話のあらすじ

特命係に配属された過去があり、薫(寺脇康文)とも面識がある、捜査二課の刑事・陣川(原田龍二)が、特命係を訪ねてくる。また女性絡みの事件に巻き込まれ、右京(水谷豊)を頼ってきたのでは? と勘繰っていた矢先、風変わりな一報がもたらされる。公園の雑木林で男性の遺体が見つかったものの、周囲にスズメバチが飛び交っているため、現場検証どころか、近づくことすらできないらしい。

右京と薫が様子を見に行くと、駆除業者の手配に手間取り、捜査一課が現場で立ち往生していた。そこに、交番の巡査が駆けつけてくる。犯人を名乗る人物から連絡があり、倒れている男性は「死んでいない」と告げられたという。緊急事態であることを察した右京と薫は、危険を顧みず倒れた男性に近づこうとする。