元SKE48江籠裕奈(23)が27日、ソロ活動初シングル「はじまる」をリリースする。新たな一歩を踏み出す心境や「アイドル」活動への強い思いを明かした。

昨年12月末にSKE48を卒業。グループ在籍時からソロシングルリリースやソロライブを行っており「不安な気持ちはあまりなく、安心してやれています」とにっこり。「ソロ活動は自分がやりたいと思ったものを形にしていくのがベース。自分がもうこれでいいやと思ったらそれがOKになっちゃうので、いかに突き詰められるかですね」とストイックに語った。

「はじまる」は新たな一歩がテーマの疾走感のある楽曲。作詞にも携わり「私にとっても新しいスタートですし、誰かの一歩を応援できる曲になると思います。新しく踏み出すけれど、これまでの自分も肯定して寄り添ってくれるような楽曲です」と説明。ジャケット写真の衣装は純白のキュートなミニドレスで「始まりとか節目は白がいいなって」とほほ笑んだ。

昨年12月に行った卒業公演には、SKE48時代の同期で現在ソロ活動中の古畑奈和(27)も駆けつけたという。「来てくれるって知らなくて、公演中に『あれ、そう(古畑)だよな?』って。お仕事の都合で途中で帰ったみたいで。公演が終わって数日後に電話をしたんですけど『卒業公演かわいかったね』って言ってくれて、やっぱりいたよね!?って(笑い)」。

古畑も昨年8月にソロ初シングルをリリース。在籍時から互いの活動についてアドバイスし合うことはなかったといい、江籠は「きっとこれからも見まもってくれると思います。私が会う約束を取り付けないと会ってくれないと思うので(笑い)。近いうちに会いたいと思ってます!」とほほ笑んだ。

今月29日に迎える自身の誕生日には、名古屋でバースデーライブを開催。同シングルの収録楽曲をライブ初披露する予定だ。「どういう反応をもらえるのか、ファンの皆さんも探り探りの中だと思うんですけど、そういうのも楽しみつつ」とほほ笑み「ソロ活動としても、24歳一発目のライブとしても成功したらいいなという気持ちです」と意気込んだ。

また、24歳の目標は「車の免許を取ること」。「お家でワンちゃんを飼っているので、移動のためにも車があった方がいいかなって」と話し、「24歳は免許取得も頑張ります! 来年も同じこと言ってたらどうしよう(笑い)」と笑顔で宣言した。

今後も“アイドル”をベースにソロ活動を続けていくつもりだ。「ソロになっても自分の中で軸になっているのが、『アイドルが好き』だということ。アイドルフェスなどに出演して、ファンの方にアイドルしている姿をたくさんお見せしたいと思っています」。

「アイドル江籠裕奈」として踏み出した新たな一歩。キュートな笑顔やパフォーマンスをさらに磨き、ファンに幸せを届けていく。

◆江籠裕奈(えご・ゆうな) 2000年(平12)3月29日、愛知県生まれ。11年にSKE48の5期生としてお披露目。15年にシングル「コケティッシュ渋滞中」で初選抜入り。以降、15度選抜入りするなど中心メンバーとして活躍。昨年12月にグループ卒業。特技は魚へんの漢字を書くこと。162センチ。