元乃木坂46の松村沙友理(31)が7日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)に出演。不適切発言やリニア中央新幹線の工期延期をめぐって突如、辞職を表明した静岡県の川勝平太知事(75)について言及した。

「個人的には(リニアを)すごい楽しみにしてたんですよ。私、地元が大阪なので。(東京から)2時間半ぐらいかかるのかな」と切り出した。リニアが開通すると「67分? で行けるのはすごく魅力的。新しいものができると、ワクワクする」と続けた。

静岡工区の建設工事の延期をめぐっては「残念ですし、知事が辞めた理由が、『ここで大きな区切りがついた』っていうのが、環境問題は本当に関係してるとは思うんですけど、延期にしたからって終わりではないじゃないですか。それなら中止するべきだし」と私見を述べた。

さらに「延期して、『僕の仕事は終わりました』っていうのが、静岡県のこと考えて、このことをやってるのかなって感じてしまいました」と続けた。

川勝氏は1日、県の新規採用職員への訓示で「県庁はシンクタンク。野菜を売るのとは違う」などと職業差別と取れる発言をし、批判の声が殺到。2日に、6月の議会をもって辞意の意向を表明した。3日に行った臨時会見で川勝氏は自身の発言に対し「一部を読めば差別と捉えられかねないが、全文を読めば分かってもらえる」と強調。辞意表明の理由の1つとしてリニア中央新幹線の東京・品川-名古屋間の開業時期が未定になった点を挙げ「大きな区切りを迎えている」などと語った。これにより、川勝氏が着工に反対してきたリニア中央新幹線の静岡工区の建設工事が動き出す可能性が出てきた。