お笑いコンビ、ロザン宇治原史規(49)が27日放送のMBSテレビ「よんチャンTV」(月~金曜午後3時40分=関西ローカル)に出演。斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書を作った元県幹部の私的情報を井ノ本知明元総務部長が県議らに見せたとされる問題で、県の第三者委員会が同日、調査報告書を公表したことについて言及した。

報告書では、井ノ本氏が県議3人に漏えいしたと認定し、「知事や元副知事の指示で、県議会一部会派への根回しの趣旨で漏えいを行った可能性が高い」と結論づけた。県は報告書を受け、井ノ本氏を停職3カ月の懲戒処分にした。

これを受け、斎藤氏は「組織の長として、誠に申し訳なく思っている。深く県民の皆さんにおわび申し上げたい」とした上で、「私が漏えいを指示したという可能性が指摘されていますが、私としては漏えいに関する指示はしていないという認識に変わりはございません」と改めて主張。「組織の長としてしっかり受け止めなければならない、責任を感じている」として、給与のカットなど自らの処分も検討する考えを示したが、辞職は否定した。

番組MCの河田直也アナウンサーから感想を求められた宇治原は「第三者委員会は『知事が指示した可能性が高い』という報告書を出した。そして、知事自身は、それを否定しているということを冷静にフラットに受け止めて、ニュースを見ないといけない。僕らも伝えないといけない」

続けて、「非常に残念ながら命が失われました。兵庫県の問題の中で。そういうことがあったからといって、告発文が全部正しいと伝えてはいけないし、受け取ってはいけない。反対方向の話として、告発した方が、職務上であったり私的なことで何か言われるようなことがあったとしても、告発文の内容の信ぴょう性には何も影響がない。これも印象操作をしてはいけないし、受け取る側も冷静に受け取らないといけない」とフラットに判断することの重要性を強調した。

今回の兵庫県の一連の騒動が一向に収まらないことに「それができていなかったから、今こういう問題が起こったんではないかと考えていて、伝える側としてもニュースを受け取る側としても、自戒の意味も込めて、どのように事実を冷静にフラットに受け止められるかということが問われているんじゃないか」と意見を述べていた。