クラシックギタリスト猪居亜美(31)をインタビューした。実はこれ、おじさん記者が敬愛するラウドネスがつないだ縁だ。
猪居の存在を知ったのは、ほんの数年前。これは本人にも伝えたが、「クラシックギタリストが、エレキギターで紅を弾いてみた」という動画を見たのが最初だった。なお、この動画は再生数600万回超となっている。
この動画を見た時にはぶっちゃけ、記者としての食指は動かなかった。だがその後、アイアン・メイデン「The Trooper」、ホワイトスネイク「Is This Love」、ガンズアンドローゼス「Sweet Chaild O' Mine」などをクラシックギターでアレンジした動画を続々と公開。これを見て「なんじゃこりゃ! すげ~!」と感動の連続だった。
とどめとなったのがラウドネス「Crazy Doctor」だ。この動画をラウドネスのギター高崎晃(64)がX(旧ツイッター)でリポスト。それをおじさん記者が、記事化した。
猪居は現在、雑誌「音楽の友」でコラムを連載中だ。そこでラウドネスを取り上げる際、雑誌社から事務所に写真レンタルをオファー。これを機に猪居とラウドネスがつながり、今回の「THUNDER IN THE EAST」発売40周年記念完全再現ツアー名古屋公演で楽屋を訪問している。その様子を猪居がSNSで公開。これを見たおじさん記者は、猪居の事務所に取材依頼をすると同時に記事化した。
その後、ベース山下昌良(63)と、亡くなった樋口宗孝さんとご一緒して以来のゴルフの際、マネジャーも一緒だった。そこで、猪居とマネジャーが高校の先輩後輩だったことが判明。マネジャーが猪居サイドに連絡をしてくれたこともあり、「CLASSIC×ROCK THE BEST」東京公演の取材が実現した。“コタツ記事”ではなく、しっかり取材をした記事として、紙面でも紹介することができた。
YouTube動画は基本的にショート動画だが、コンサートでは当然フルバージョンを演奏。今回のコンサートで感動的だったのが、イングヴェイ・マルムスティーン「Trilogy Suite Op:5」だ。同曲は3部構成だが、ショート動画で公開しているのは1部のメインフレーズのみ。これだけでも「お~!」だったが、コンサートでの3部構成は控えめにいって最高! イングヴェイの生演奏も感動的だったが、それと同等レベルの感動があった。
卓越した演奏技術とアレンジ力。この1曲だけでも、生で聴く価値があるとさえ思った。
おじさん記者の部屋にはホコリをかぶったクラシックギターがある。実際は“F”で挫折したタイプだが、ホコリを払い、弦を張り替えてみようと思った。【川田和博】



