映画「ペリリュー 楽園のゲルニカ」(12月5日公開)の特別試写会が1日、関西大(大阪府吹田市)で開催され、主演の板垣李光人(23)が社会学部の学生たちとティーチインを行った。

映画の舞台は、太平洋戦争末期のペリリュー島。21歳の日本兵、田丸は亡くなった仲間の最期の姿を遺族に向けて書き記す「功績係」という任務を負っていた。分厚い米軍の攻撃に日本は防戦一方。苦し紛れの時間稼ぎで持久戦を強いられていく。板垣は田丸の声(アニメ)を演じた。

「この映画に参加して、戦争あるいは平和について見方が変わりましたか?」と学生から問われ、板垣は「戦争は教科書で学ぶものと思ってましたが、今は現実世界でも争いが起こっています。もはやフィクションではありません。この作品のおかげで、激戦地だったペリリューの存在を知ることができました」と返答。実際に現地を訪ね、得た物があったと語った。

さらに「日常に使っている『ただいま』という言葉、この言葉を使える現実がどれだけ尊いものかを痛感しました」と平和のありがたみを実感していた。