お笑い芸人のゆりやんレトリィバァ(35)が8日、大阪市内で日米合作ブロードウェーミュージカル「フル・モンティ」の取材会(9月10~14日、新歌舞伎座)に出席した。

製鉄所の閉鎖で失業した6人の男たちが、一獲千金を目指して男性ストリップショーに挑戦するコメディーミュージカル。97年の英映画をもとに00年にブロードウェーで初演され、トニー賞9部門にノミネートされ話題を集めた。本作は新生ブロードウェー版の来日公演で、現地キャストとともに全編英語での挑戦となる。ゆりやんは山本耕史演じる主人公ジェリーの友人デイヴの妻ジョージーを演じる。

冒頭、得意の英語を生かしてスピーチし「あ、日本ですよね」とボケをかました後、「ミュージカルが大好きでずっとあこがれてました。まさかお声がけいただけてとてもうれしい」と笑顔。「芸人を名乗って生きてますけど、足を引っ張らないようにしたい。とにかく楽しみたい」と意気込んだ。

「フル・モンティ」というタイトルには「素っ裸」「すべてをさらけ出す」という意味がある。24年12月に米国に活動拠点を移して1年半。さらけ出したい部分を聞かれると「恥部を…」とボケながら、「自分が何者か、日本で芸人をやっていると気付かない。考えずに生きてきた。アメリカに行って、自分とは何者かと向き合うことが多くなってきた。さらけ出したいのはもちろんそうですけど、自分とは何か、誰かと向き合って、全部を出せたらいいな」と話した。

ミュージカル出演も妻役も初めてとあって、「本格的な発声練習や歌に挑戦するのが初めてで緊張しています」

一方、妻役については「最近、愛について考えるんですね。愛とは何だろうって」とYouTubeで愛について学んでいると告白。報道陣から、米国で愛にまつわる話がないのかとツッコまれると「ほっとけ!」とぶぜん。「今まで『こんな人が好き』とか言ってたんですけど、あまり言わない方が身のためやなって。恋愛ってなんでみんな秘密にするんやろって思ってたんですけど、言わない方がいい、人に言いふらさない方がいいってYouTubeで習ったんで。言いふらすとよくないって。相手の人もエンタメ化してしまうってYouTubeで」とYouTubeで仕入れた情報を力説していた。