4連覇を目指す藤井聡太名人(竜王・王位・棋聖・棋王・王将=23)が初登場の糸谷哲郎九段(37)に先勝した、将棋の第84期名人戦7番勝負第2局が25日午前9時からの2日制で青森市「ホテル青森」で始まった。先手後手は事前に決まっており、先手は藤井、後手は糸谷。序盤からお互いに居飛車で、じっくりと時間を使って考慮している。
午前10時になり、最初のおやつが出された。いずれも「紅玉丸ごと タルトタタン」で、飲み物は藤井がアイス米糀カフェオレ、糸谷がハワイアン塩キャラメルラテだった。「紅玉」は生産日本一を誇る青森県のりんごの一種。1個1個丁寧に皮をむき、リンゴの薪窯で香りをまとわせてキャラメリーゼしている。
今回の名人戦は、「みなとまち・あおもり誕生400年」の記念事業でもある。昨年青森港は開港400年、今年は「青森まちづくり400年」を迎えた。開催にあたり青森市では、市内の飲食店から食事、おやつを公募した。そのメニューブックも作成している。
おやつはこの後、午後3時にも出される。正午からは1時間の昼食休憩もある。初日は午後6時30分の段階で手番の側が指し手を封じ、26日午前9時からそれを開封して再開される。

