新型コロナウイルス禍で迎える2度目のハロウィーンを31日に控え、東京・渋谷区では20年に引き続き、渋谷への来訪自粛を呼びかけている。
毎年、渋谷は仮装した若者でごった返し、痴漢や窃盗などのトラブルが相次いでおり、18年にはトラックを横転させる暴動もあった。10月29日~11月1日までの4日間は路上での飲酒を規制し、30、31日は約100人の警備員を配置する。
飲食店の時短営業が解除されるなど、渋谷も日常を取り戻しつつある。渋谷センター商店街振興組合の小野寿幸理事長(80)は「飲食店が再開されたのはうれしいが、ハロウィーンでばか者が集まるのが心配だ」と話した。20年のハロウィーンは自粛呼びかけが功を奏し人出が少なかったが、午後10時以降では例年と同様なトラブルも見られた。小野氏は「来るなと言っても来る、変態仮装の無礼者に大迷惑を被っている」と嘆き「渋谷は全国的に人気のスポットで、怖くて悪い街だと印象づけられたくない」と語った。
29日の渋谷センター街は、自粛明けムードが漂い、多くの人が行き交っていた。ハロウィーン前の例年の金曜日と比べ、コスプレをする人は少なめ。外国人や飲食店のキャッチ、ユーチューバーらが仮装して歩く姿も目立った。

