「再生の道」前代表の石丸伸二氏(43)が26日、自身のYouTubeチャンネルの生配信で、21日の政治系YouTubeチャンネル「リハック」内での自民党の土田慎・衆院議員(34)への発言の真意について語った。
石丸氏は21日のリハック生配信にリモート出演。京大経済学部の後輩にあたる土田氏とは初共演で「土田さん、このタイミングで申し上げていいのか悩むんですけど、土田さんって自民党の方で合ってます? 僕、どこの党の支持不支持ないんですけど、ただ1つポリシーがあって。陣がさ議員が嫌いなんですけど、土田さんって陣がさ議員ですか?」と質問。陣がさ議員とは、大物議員、政治家の言いなりとなり、議院採決をするにあたっての「挙手要員」と成り下がっている議員のことを指す。当該シーンの動画がネット上で拡散され、話題となっていた。
石丸氏は今回の生配信で土田氏への「陣がさ発言」が失礼だと指摘するチャット欄のコメントを読み上げた上で「釈明はないです。なんで僕が釈明するんですか」と切り出した。「政治家に対してはいつもどういうスタンスでいくかって、引くときもありますけど政治家を目指している人には。基本的に政治家には辛口でいいと思ってる。政治家に甘くする理由がないので、今僕一般人じゃないですか。政治家ではないので。そうなると、一国民から国会議員に何か問い詰めるっていうのは、別に悪いことじゃないかなと思います」と語った。
そして「初対面だから聞いたんですよ。(土田氏の)経歴が分かった上で聞いてる」と主張。「そうじゃないって抗弁できるなら、すればいいじゃないですか。するべきだと思うんですよ。国会議員として。あの質問だけで失礼だ…ってそうかな。ま、そう感じる人もいるんだろうな」と語った。
発言の意図についても明かした。石丸氏がリモート出演するまでは、土田氏が高市新内閣の顔触れについて解説する時間があった。「ライブ配信見てたんですよ。で、あの方のしゃべり方というか、その態度の話じゃなくて。話しているスタンスがこの人は一体どういう立ち位置でここに来ているんだろうなってのがあて。なんかモヤモヤしてて。自民党のスポークスマン、広報的な位置で来てるのか。『私も新内閣楽しみなんですよ』みたいな、ゲストの乗りで来てんのかっていうのが何かピンと来なかったので、これ最初に聞いておこうかなと。要はあなたってどう人なんですかっていうのを聞きたかったっていうぐらいですね」と説明した。
「リハック」の石丸氏と土田氏のやりとりはその後も続いた。石丸氏が「YESかNOか、どっちですか? その理由は?」と聞くと、土田氏は「NOですね。別に誰かを取り巻いてるつもりもないですから」と返答。さらに石丸氏が「議員になって数年たたれてます? 自民党の党の方針に反対した法案は何個あります?」と質問すると、土田氏は「0です。この2年は政府の役職もやってましたんで」と説明。続けて石丸氏が「自民党の大枠と己が反するポリシーを教えてください」と質問。土田氏は「LGBT理解増進法の時は、個人の信条としては反対だったので」と語った。リモート出演していた「2ちゃんねる」開設者で元管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏は「自民党って党議拘束があるから反対はできないですよね」とフォローした。
同チャンネルの主宰者で、元テレビ東京の高橋弘樹氏から「石丸さん、その質問の趣旨は?」と聞かれ、「今ちょうど、議員定数削減が話題になってるじゃないですか。国会議員ってこんなにいるのかなっていう議論はしておいた方がいいかなと思ったんです」と語った。
神奈川県茅ケ崎市出身の土田氏は逗子開成高、京大経済学部卒業。リクルートを経て衆議院議員秘書を経て、山東昭子参議院議長秘書官、公設秘書を務めた。21年10月の衆院選では、自民党の公認を受けて東京13区から出馬し初当選。昨年の衆院選も当選し、現在2期目。

