【20年VTR】

- 20年優勝馬サクセスエナジー(左)
2番人気のサクセスエナジーがトップハンデ58・5㌔を克服して勝利した。
スタートが決まらずに、松山騎手は腹をくくって中団から進めた。終始ラチ沿いを通って3角からスパート。直線に入ると、逃げた川崎ベストマッチョを目がけて内からサクセスエナジー、外から1番人気のラプタスが接近。3頭の追い比べになったが、内から抜け出したサクセスエナジーが鼻、首差の大接戦を制した。
サクセスエナジーは18年2着以来の参戦で勝利。重賞6勝はいずれも地方の競馬場で、ダートグレードにめっぽう強かった。
【21年VTR】

- 21年優勝馬テイエムサウスダン(写真右)
1番人気のテイエムサウスダンが好位から突き抜けて、人気に応えた。
他に注目を集めたのは地元期待の3歳馬イグナイター。3番人気に推された。52㌔の軽量を味方にスイスイと逃げたが、ヒロシゲゴールドや2番人気のラプタスのマークを受けて、なかなか息が入らずに残り100メートルで脚が止まる。そこを目がけて外から突いてきたのが好位4番手から進めたテイエムサウスダン。2歳時に兵庫ジュニアグランプリを制した豪脚が再び園田でさく裂した。
兵庫出身の岩田康誠騎手は、このレース5勝目。走り慣れた〝庭〟で存在感を示した。
【22年VTR】

- 22年優勝馬ラプタス(写真中央)
3年連続で出走したラプタスが三度目の正直で兵庫GTを制した。
逃げを想定していたラプタスだったが、オーロラテソーロやオヌシナニモノ、イグナイターが激しく競り合ったために、好位の内で脚をためる作戦に切り替えた。これが奏功して、4角を過ぎた時点では最も脚色が良かった。ゴール前では同じく好位で脚をためたシャマルも外から鋭く伸びてきたが、先に抜け出したラプタスが1馬身しのいだ。
前年3着のイグナイターは2番人気だったが、プラス23キロがこたえて5着。悲願の地元馬初制覇とならなかった。
【23年VTR】

- 23年優勝馬サンライズホーク(写真右)
サンライズホークが佐賀のサマーチャンピオンに続いて重賞連勝を飾った。
気の難しい馬をM・デムーロ騎手がうまく導いた。逃げた楠賞馬ボヌールバローズ(大井)の外2番手につけて馬を集中させた。4角を過ぎてボヌールバローズが失速して先頭に立つと、ふわつく面を見せる。外から迫ったトップハンデ59・5キロのケイアイドリーがかわすかと見られたが、勝負根性を見せてもうひと伸び。4分の3馬身しのいだ。
「ブリンカーを着用した効果もあったと思います」とM・デムーロ騎手。家族が駆けつけた前で最高の結果を残した。
【24年VTR】

- 24年優勝馬フォーヴィスム(写真左)
川崎のフォーヴィスムが24回目の兵庫GTで初めて地方馬による勝利を挙げた。
兵庫CSを制した3歳馬エートラックスが軽快に逃げて、前年の覇者サンライズホークが最後方に構える。落ち着いたペースで流れたが、そこでいち早く仕掛けたのが重賞請負人・吉原騎手のフォーヴィスム。向正面で後方4番手から一気に進出して4角では2番手に。残り100㍍でエートラックスを捉えると、外から猛追したサンライズホークを鼻差退けた。
選定馬が発表された段階では補欠だったが、そこから繰り上がり、頂点まで上りつめた。







