今年のJBCが明日3日に迫った。5年ぶりに金沢で行われるJBCレディスクラシックの距離は基本の1800メートルより300メートルも短い1500メートル。千載一遇の好機とばかりに同距離の桜花賞を制した浦和のアンジュルナ(牝3、小久保、父ティズザロー)が挑む。

9着に敗れた関東オークスは結果からも明らかに2100メートルが長かった印象だが、惜しくも2冠を逃した東京プリンセス賞の2着からは結果的に1800メートルも長かった印象。桜花賞で見せたパフォーマンスの高さに加えて、担当の浦志補佐が「筋肉の感じはほれぼれする」と話すムキムキの馬体に陣営が今年のJBCレディスクラシックを目標に掲げた理由が表れている。

関東オークスからの休み明けで楽勝した前走は8月27日に船橋1700メートルで争われた3歳牝馬限定の準重賞。ほかに適鞍がなく、そこから間隔が空いたため、JBCレディスクラシックの最終追い切りは浦和競馬場で行われた。野田トレセンから到着したアンジュルナは目を見張るほど一段と迫力を増した馬体に成長。追い切りに騎乗した橋厩務員は「春よりパワーアップした感じ。馬体に幅も出て跳びも大きくなった感じがしたので、乗っていて、すごくいいなと。少し余裕がある感じなので、今日の追い切りと輸送でちょうどよくなれば」と話していた。

持ち込み馬のため、父はJBC協会に種牡馬登録がなく、追加登録料を払っての出走。そこにも陣営の意気込みが表れている。秋を迎えた3歳が古馬を相手に適距離でどう戦うのか。その姿に注目だ。【牛山基康】